チームによっては主力級? 中日の現役ドラフト注目選手(4)”地元の星“はリベンジなるか
日本野球機構(NPB)は12月8日、2023年度の現役ドラフトを開催する。同制度は各球団が2人以上の対象選手を選出し、必ず1人以上指名する仕組み。移籍の活性化により、出場機会に恵まれない選手の新天地での活躍が期待される。今回は、現役ドラフトで特に注目したい中日ドラゴンズの選手を紹介する。
森博人
投打:右投右打 身長/体重:177cm/84kg 生年月日:1998年5月25日 経歴:豊川高 – 日本体育大 ドラフト:2020年ドラフト2位 ブルペン陣の一角として期待されている森博人。今季は1軍登板なしに終わり、現役ドラフトの対象になることも想定される。 豊川高校では、2年夏の愛知県大会ベスト4が最高成績。卒業後は日本体育大学に進学した。大学時代はリーグ戦で最高殊勲選手を受賞するなど十分な実績を残し、ドラフト2位で中日ドラゴンズに入団した。 プロ1年目は10試合登板で防御率3.00を記録すると、昨季はさらに飛躍のシーズンを過ごし、30試合登板で防御率2.67をマーク。嬉しいプロ初勝利も手にした。 今季はさらなる活躍が期待されていたが、不調に陥り1軍登板はなし。ファームでも33試合の登板で防御率5.73と厳しい数字に終わり、期待に応えることはできなかった。 確かな実力を持つ地元出身の右腕は、来シーズンに復活を果たせるのか、あるいは他球団移籍となるのか、注目が集まる。
ベースボールチャンネル編集部