いまや「定年前の刑事」織田裕二「『踊る大捜査線』続編映画出演せず」報道に冷静なファン「昔みたいに動けないでしょ」
1997年にドラマが放送され、熱狂的なファンを生んだフジテレビ系の刑事ドラマ『踊る大捜査線』シリーズ。2012年を最後に、新作が発表されていなかった同作だが、2024年3月、シリーズ最後の映画『踊る大捜査線 THE FINAL 新たなる希望』の公式サイトが突如、プロジェクト再始動として12年ぶりの続編制作を発表。秋に新作が公開されることが明かされ、多くのファンが歓喜した。 【写真】舞衣子夫人と、都内のゴルフ練習場に現われた織田裕二 「『踊る大捜査線』シリーズといえば、言わずと知れた織田裕二の代表作のひとつ。『レインボーブリッジ封鎖できません』などの名言でも知られ、ドラマ放送から27年たったいまも、根強いファンを持つ刑事ドラマです。刑事ドラマとはいえ、派手なドンパチやカーチェイスが登場するわけでなく、警察機構を会社組織に置き換え、署内の権力争いや、警視庁と所轄署の綱引きなどを描いた作風が、視聴者の共感を得ました」(芸能記者) 同作の主人公は、もちろん織田が演じる正義感あふれる熱血漢・青島俊作。しかし、秋に公開される最新作では、柳葉敏郎演じる「室井慎次」が主役となっている。10月11日に映画第1弾『室井慎次 敗れざる者』、11月15日には第2弾『室井慎次 生き続ける者』が、それぞれ全国公開される予定になっている。 「室井は同作のなかでも人気キャラクターのひとり。たしかに、室井を主人公にしても成り立ちますが、ファンが期待するのは、織田の復帰でしょう。しかし、日刊ゲンダイの記事によると、織田サイドは出演オファーを受けて最後まで逡巡したものの、最終的には『柳葉さんの作品だから……』と出演を断ってしまったそうです。これで織田裕二が復帰する芽は完全に消えてしまったと、記事では報じています」(同前) 青島の“出演消滅”の一報に、さぞかしファンの落胆の声が聞こえてくるかと思いきや、同記事を紹介したYahoo!ニュースのコメント欄には、 《踊る大捜査線の青島は「若さゆえに突っ走る」だからね。あれから何年もの月日が経った織田裕二さんが演じるのは中々難しい感じがする》 《「踊る」最盛期でも青島くんが若手というのは厳しかったのに、今の織田裕二はベテランと言うより定年前の刑事》 《「生涯現場で」と決めた青島を今やっても「定年間際の刑事」が今更現場で何するの? 昔と同じように体も動けないでしょ、って思います》 など、意外にも青島が出演しないことを受け入れる声も多くあがった。 「冷めた声かもしれませんが、実際、出なくて正解でしょう。年月を経て出演するとなると、やはり記憶のなかの美化された“青島像”とのギャップが、嫌でも目についてしまうはず。軽い気持ちで出演し、ファンを裏切るようなことはしたくない、という織田さんの思慮ではないでしょうか。ファンにしても『落胆するくらいなら見たくない』という心理があるはずです。 とはいえ、続編映画が大ヒットしたら、またさらなる続編で……と、心のどこかで期待もしてしまいますけどね(笑)」(前出・芸能記者) ファンの期待は“封鎖”できません!
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