プロが選ぶ日本のホテル・旅館100選で総合3位となった八幡屋

　旅行新聞新社（東京都）が発表した第50回「プロが選ぶ日本のホテル・旅館100選」で、八幡屋（福島県石川町・母畑温泉）が2年連続で総合3位に選ばれた。総合1位は白玉の湯泉慶・華鳳（新潟県・月岡温泉）だった。 　八幡屋は企画部門で2位、もてなしと施設の両部門で3位、料理部門で5位に選ばれた。

穴原温泉「吉川屋」11位

総合部門順位

　福島県内ではこのほか、総合部門で匠（たくみ）のこころ吉川屋（福島市・奥飯坂・穴原温泉）が11位、ホテル華の湯（郡山市・磐梯熱海温泉）が26位、大川荘（会津若松市・芦ノ牧温泉）が42位、庄助の宿瀧の湯（会津若松市・東山温泉）が45位、水織音の宿山水荘（福島市・土湯温泉）が95位だった。匠のこころ吉川屋は料理部門で7位、もてなし部門で9位だった。 　100選は全国の旅行会社や支店など約1万4千カ所に依頼した投票で決まった。もてなし、料理、施設、企画の各部門の100選と総合順位を設けている。

観光・食事施設100選、浅野撚糸双葉事業所が初入選

浅野撚糸双葉事業所フタバスーパーゼロミル内のカフェ

　「プロが選ぶ観光・食事・土産物施設100選」では、「観光・食事施設」部門で浅野撚糸（ねんし）双葉事業所フタバスーパーゼロミル（双葉町）が初めて入選した。同部門での入選は県内で唯一で、事業所内のカフェで地元の食材を使った料理を提供していることなどが評価につながったとみられる。 　「土産物施設」部門では、河京ラーメン館猪苗代店（猪苗代町）、セデッテかしま（南相馬市）、鶴ケ城会館（会津若松市）が入選した。また「優良観光バス30選」では、福島観光自動車（郡山市）が4位となり、福島交通（福島市）が入選だった。