スズ子の楽屋に乗り込む女性・おミネ役を演じる田中麗奈　(C)NHK

明るい少女・鈴子がやがて昭和の大スター・福来スズ子（趣里）に成長するまでを描く連続テレビ小説『ブギウギ』（ＮＨＫ朝ドラ）。スズ子の楽屋に乗り込んでくる女性・おミネ役を演じる田中麗奈が、自身の役柄や主演の趣里についてコメントした。 【写真】取材記事についてスズ子と話すおミネ 朝ドラには初出演の田中。今作では有楽町界隈で働く「夜の女」役を演じ、ある雑誌の記事を読んでスズ子の楽屋へと乗り込んでくる場面が初登場シーンとなる。９日に解禁された次週予告では、「お気楽に歌ってるあんたとは立場が違うっつってんだよ！」と叫ぶシーンが話題を呼んでいた。 初登場シーンを振りかえった田中は、「楽屋に乗り込んでいくところ、自分の意見をしっかり言うところなどがとても印象的で、おミネは今まで経験してきた悲しみや、戦争の時代によって犠牲になったものなどさまざまな想いを含んだ女性なんだと思いました」と自身の役柄を分析する。 また、スズ子役の趣里とも初の共演だったという田中は、スズ子が弟・六郎を亡くしたエピソードも視聴していたといい、「テレビの前で正座して『私はなんて伝説を目にしているんだろう！』 と思いながら見ていました。 弟の死だけでなく、戦争による世のなかの悲痛な悲しみや怒りのようなものをすべて表現されていて本当にすごいと思いました」と、趣里の演技を絶賛した。 『ブギウギ』の放送はＮＨＫ総合で朝８時から、ＮＨＫ ＢＳ・プレミアム４Ｋでは朝７時半からスタート。