バーチャルアイドル公演に7万人…韓国でユーチューバーならぬ「バーチューバー」が浮上する理由
【06月16日 KOREA WAVE】韓国のバーチャル男性アイドル「PLAVE(プレイブ)」が国内最大のミュージックプラットフォームMelonで4週連続となる週間人気賞を受賞した。4月には初めてのコンサートに7万人が集まり、3月のバーチャルアイドルポップアップストアは70億ウォンを売り上げた。 PLAVEをはじめとして多様なバーチューバー(バーチャルYouTuber)、バーチャルアーティストを製作するスタートアップが出てきた。 これまでバーチューバー市場は漫画のキャラクターコンテンツを消費するサブカルチャーとして扱われてきた。しかし、ゲーム会社がサブカルチャーゲームで飛躍したことで次第に日が当たるようになった。 サブカルチャーゲームを開発するスタートアップも少なくない。企業価値3兆5000億ウォン(約3990億円)で韓国証券先物取引所上場を目標にする「シフトアップ(SHIFT UP)」はサブカルチャージャンルに特化したゲーム会社だ。 ゲーム業界のサブカルチャーブームは、エンターテインメント産業にも影響を及ぼした。バーチューバーガールズグループのイ・セドルの「ロックダウン」は1日で100万ストリーミングを達成し「Melonの殿堂」に名前を上げた。歌手キム・ジャンフンもバーチューバー「Soopteunhun」として活動している。 バーチューバー業界関係者は「サブカルチャーゲームの興行で関連文化が大衆化されトレンドに位置づけられた。本人の身元を明らかにせずサイドジョブとして活動したいという需要を満たすのがまさにバーチューバーだ」と話した。 (c)KOREA WAVE/AFPBB News
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