体調不良から復帰し今大会初のベンチ入り 戸上隼輔「いつも以上に背中が大きく見えた」<世界卓球2024>
<ITTF世界卓球選手権釜山大会2024 日程:2月16日~2月25日 場所:釜山(韓国)> 21日、世界卓球選手権釜山大会の男子団体決勝トーナメント2回戦が行われ、日本代表とオーストリア代表が対戦し、日本代表が3-0で勝利し準々決勝に駒を進めた。 この結果、男子日本代表は女子に続き、パリ五輪団体出場切符を手にし、シングルス2枠も獲得となった。 体調不良で予選リーグ初戦からベンチを外れていた戸上隼輔(明治大)も回復し、ベンチから声援を送った。試合後、戸上が報道陣の質問に答えた。
戸上隼輔(明治大)、試合後のコメント
<現在の体調などは> かなり体重は減ってしまいました。MAX2.5キロ減ってしまって、今は2キロまで戻したんですけど、もう1週間必要かなって感じです。 インフルエンザだったので、熱も39度前後まで出て、体調もすごいきつかったです。 <食事は?> 食事は栄養士の先生が作ってくれて、提供してくれたので、 その日食べられるものを、相談し合いながら生活していました。 <体調ももちろん世界選手権に出られないということも辛かったのでは> こういう年に1回しかない大舞台での体調不良ってことだったので、 ほんと無念だなっていう気持ちでいっぱいだったんですけど、チームメイトの選手が、精一杯戦ってくれて、ライバルであるチャイニーズタイペイに勝ってグループステージも1位で上がって、勇気をもらえました。 いつも以上に背中が大きく見えて、みんなのことは本当に誇りだなと思ってます。 <今日ベンチに入るというのは> 2、3日前に、熱が完全に下がって、あとは様子を見るってなった時に、最短でも21日合流っていうところでした。 もしそこで何もなければ、ベンチに入ろうっていうのは、前々から田㔟監督からおっしゃってくれたので、21日にベンチ入れるように生活しようと思っていました。 <ベンチに入って試合を見て> 世界卓球っていう大舞台っていうのは、緊張感のあるすごい名誉のある大会だなって、改めて感じました。 みんながプレーしている姿はかっこよく見えたので、 もう今でも卓球したいなっていう気持ちです。 トレーニングは今日から少しずつ再開しているという感じです。
世界卓球2024 男子団体決勝トーナメント
<2回戦 日本 3-0 オーストリア> 〇張本智和(智和企画)3-1 アンドレアス・レベンコ 8-11/11-7/11-7/11-8 〇篠塚大登(愛知工業大)3-1 ロベルト・ガルドシュ 11-4/9-11/11-6/11-9 〇松島輝空(木下グループ)3-0 ダニエル・ハーベソン 11-4/11-3/11-6 張本智和(智和企画) – ロベルト・ガルドシュ 篠塚大登(愛知工業大) – アンドレアス・レベンコ
ラリーズ編集部