ドジャース ロバーツ監督に「水原氏は韓国にいるのか?」会見で異例の質問も飛ぶ「お答えできません」
「ドジャース-パドレス」(21日、高尺スカイドーム) ドジャースのロバーツ監督は試合前会見で、大谷翔平選手の通訳・水原一平氏の解雇問題について問われ「大変恐縮ですが、申し上げられません」と口をつぐんだ。 第2戦のスタメンが発表され、大谷翔平選手は2番・DHで名を連ねた。指揮官は「翔平はスタンバイしています」と明かし、ベンチ入り通訳の問題については「山本さんの通訳に助けてもらいます」と語った。 大谷とはきょう会談の場を持つかの問いに「それは分かりません」と語り、水原氏はまだ韓国にいるか?という質問も飛び「私としてはお答えできません」と説明した。 ドジャースはこの日午前、デイリースポーツの取材に対し「ドジャースはメディアの報道を把握しており、現在、情報収集をしているところです。球団は水原一平通訳が解雇されたことを確認している。現時点でこれ以上のコメントは控えている」と返答した。 球団は具体的な解雇理由は明らかにしていないが、米スポーツ専門局ESPN電子版などによると、水原氏が違法賭博で負った借金を返済するために大谷の銀行口座から少なくとも450万ドル(約6億7500万円)を送金。同選手の弁護士から「巨額の窃盗」として告発されたなどと報じている。