「鎌田大地を見たかい?」新生ラツィオでの活躍を会長も評価!来季去就は…「彼が運命を握る」
ラツィオのクラウディオ・ロティート会長が22日、イタリア紙『イル・メッサッジェーロ』のインタビューに応じ、イゴール・トゥドール新体制で再評価されているMF鎌田大地に言及した。 鎌田大地は現地イタリアでどう評価されている? 先月、2021年夏からチームを率いたマウリツィオ・サッリが成績不振により電撃辞任したラツィオ。来シーズンを見据えてトゥドールが新指揮官に就任すると、前体制では不動の10番ルイス・アルベルトが退団の意思を表明したほか、フェリペ・アンデルソンの母国ブラジル復帰が発表されるなど、ピッチ外での衝撃が相次いでいた。 そんなラツィオでプレーする鎌田だが、サッリ時代には途中出場がほとんどだったものの、トゥドール体制ではリーグ戦4試合連続で先発出場中。新指揮官の信頼を勝ち取ったが、会長も歓迎しているようだ。そして、来季以降の去就にも言及。現行契約は今季限りであるが、2年間の延長オプションの行使に期待を寄せた。 「みんなカマダを見たかい? トゥドールが彼を信頼したので、メンタル面で解放されたのだろう。彼が残留を確信してくれるかどうか、今シーズン終了まで見守ろう。彼自身が運命を握っている」 一方、昨夏ラツィオへレンタルで加入したMFマテオ・ゲンドゥージだが、一定条件を満たしたため買い取り義務が発生することに。しかし、マルセイユ在籍時代からトゥドール監督との確執が囁かれてきた。ラツィオ会長は「問題は存在しない。誰も常に出場することを要求できない。マテオは穏やかに冷静に過ごすべきだ。イゴールは彼のことを考えていて、頼りにしている」と述べている。さらに新クロアチア人指揮官にも触れ、「監督のことは理解できる。就任したばかりで、チームをどのようにしてうまく配置するかのテストをしなければならない」と擁護した。