ザ・マンことベッキー・リンチ

【WWE】RAW（2月19日・日本時間20日／アナハイム） 　“漢気”キャラで人気の米女子レスラーが、大一番を前に自信満々の必勝宣言。紛れもなく大本命の一人だが、巨漢や屈強フィジカル揃いの“地獄の金網戦”を前にファンから「ウエスト細すぎるよ」「ポッキリ折れそう…」など心配の声が相次いだ。 【映像】「ウエスト細すぎ」と話題の人気女子レスラー 　2月24日開催の『イリミネーション・チェンバー』に出場する女子6人がリングに勢揃い。なかでも“ザ・マン”ことベッキー・リンチのかっこいい入場シーンと“漢気”あふれるマイクが大会直前のピリピリした空気を盛り上げた。 　お馴染みの疾走感溢れるテーマ曲「Celtic Invasion」のチャントと共に堂々と入場したベッキーにファンから「ザ漢」「入場は至高」「テーマ曲かっこええw」の声。特殊金網で戦う「女子チェンバー戦」の勝者は、そのまま『レッスルマニア』でのタイトル挑戦にストレートインできるとあってベッキーも気合十分だ。 　大観衆の「ベッキー」コールの声援を受けてマイクでは「あと数日でキャリアではじめてイリミネーション・チェンバー戦に出場するわ。勝たねばならないわ。レッスルマニアでリア・リプリーの王座を奪い取るためにね」と早くも勝利宣言。 　今回の「イリミネーション・チェンバー」戦では、リブ・モーガン、ラケル・ロドリゲス、ナオミ、ティファニー・ストラットン、ビアンカ・ベレアと強豪かつフィジカルお化けの錚々たる顔ぶれ。そのことを案じてか、ファンからは「ザ・マン怪我するよ細すぎる」「ポッキリ折れそう」「ウエスト細すぎ」と心配の声も少なくなかった。 タイトルを保持するリア・リプリーや、次期挑戦者のナイア・ジャックスは“ふた周り”ほどサイズが違うビッグサイズだけに「華奢なベッキーでは到底かなわない」という論調も強いが、ベッキーはロウ女子王座、スマックダウン女子王座、NXT女子王座、女子タッグチーム王座の4つのタイトルを獲得した数少ないWWEの女子グランドスラム記録保持者。ベッキーの「私のコンディションは史上最高よ」という言葉どおり、初の女子チェンバー戦制覇から4月の『レッスルマニア』での女子世界王座奪取へ――“ザ・マン”が描くシナリオが現実のものとなるか注目だ。（ABEMA／WWE『RAW』）