会見に出席した生駒里奈（左）と中村ゆりか（カメラ・古田　尚）

　女優の中村ゆりか、生駒里奈が１８日、大阪市内でこの日深夜にスタートするダブル主演のカンテレドラマ「社内処刑人～彼女は敵を消していく～」（木曜・深夜０時２５分＝関西ローカル）に向け、取材会に出席した。 　生駒が演じる地味で内向的な派遣社員・ほのかが、中村演じる謎の美女・のぞみの入社と同時に、社内で多発するパワハラを粛清するような怪事件の真相を追う復讐（ふくしゅう）エンターテインメントドラマ。底知れぬ恐怖を呼び込む謎の美女役の中村は「私が似ているところがないので、考えたり、話し合ったりしてキャラクター作りにはいい環境でした」と撮影を振り返った。会社に居心地の悪さを感じている派遣社員役の生駒は「私も同意見。モヤモヤするとその場で解決したいタイプなので、生駒ちゃんならこうするのにってずっと言っていました。でもアラサーになると（表情も）なんでもできる。大人になったなと思いましたね」と苦笑いした。 　今作の見どころについて中村は「先の読めない展開と、振り回されるところを期待してください」とＰＲ。生駒は「こんな表情するんだって注目してもらえたら楽しめると思います」とほほ笑んだ。“悪女”という点については、撮影現場の差し入れに真っ先に手を伸ばしていた点で合致。生駒は「バーゲンセールのおばちゃんって言われました」と舞台裏を明かし、笑いを誘った。 　ドラマはいよいよ今夜スタート。中村は「視聴者の反応が楽しみです」と胸を躍らせ、生駒は「社会に出ている皆さんなら感じたことのある不満や不安を代わりにスカッとさせられる部分もあると思うので、楽しみに見て下さい」とアピールした。