広島空港で航空機事故訓練 羽田事故受け初めて滑走路で実施 広島
5人が死亡した羽田空港での事故をうけ、広島空港の滑走路で航空機事故を想定した訓練が行われました。 岡森吉宏記者「広島空港の滑走路で行われている訓練、消防車から勢いよく水が放出されています」 13日、三原市の広島空港で行われた訓練には消防など約50人が参加しました。 訓練はオーバーランした機体のエンジンから火災が発生した想定で行われました。 ホースで貯水槽と化学消防車を連結させて、消火活動の手順が確認されました。 今年1月に羽田空港で航空機が衝突し5人が死亡した事故を受け、初めて滑走路で実施されました。 広島国際空港運用本部 久保瞳マネジャー「(訓練を通じて)広島空港を利用されるお客さま皆さんに、安心して空港をご利用いただけるような環境を作っていきたい」 広島国際空港は、訓練で得られたデータをまとめ、課題を改善していきたいとしています。