華やかな大作で幸福祈願 八戸東高生、はっちで新春書道パフォーマンス
八戸市のはっちで2日、青森県立八戸東高の書道部が、新春のパフォーマンスを披露した。部員たちは息の合った動きで大小の筆を走らせ、華やかな大作で一年の幸福を願った。 恒例イベント「はっちのお正月」の新春ステージに登場。15人の部員が2チームに分かれ、縦4メートル、横6メートルの紙を用い、それぞれの作品を仕上げた。 Aチームは2025年の干支(えと)である巳(み)にちなみ、蛇の絵と「『へ』いわで と『び』きり幸せな一年でありますように」のメッセージを書き込んだ。 Bチームは字だけでなく墨の濃淡を生かした水墨画も描き、観客から大きな拍手を受けていた。 同高表現科2年で、部長の佐藤真央さん(17)は「パフォーマンスを見た人も部員も、みんなが笑顔になる一年になれば」と晴れやかな表情で語った。 完成した作品は6日まで、はっちに展示する。
デーリー東北新聞社