役者としての豊富な経験を生かし吉野川市の盛り上げに奮闘 劇場もホールもない町で夢の実現へ【徳島】
JRT四国放送
役者として豊富な経験を持ち、そのキャリアを生かして地元を盛り上げようと奮闘する女性が徳島県吉野川市にいます。 しかし、それは簡単なことではありません。 劇場もホールもない町で、夢の実現に向かって取り組む活動の様子を取材しました。 2024年6月、吉野川市で「演劇で町を元気にしよう」と集まったメンバーが、初めての舞台公演を行いました。 映像にはない生の迫力に、会場は感動に包まれました。 徳島県つるぎ町出身の伊井ひとみさん。 吉野川市を文化芸術で活性化しようと、伊井さんの思いに共感したメンバーとともに「演劇ラボ・アンクラウン」を立ち上げました。 伊井さんは大学卒業後、幼いころから好きだった演劇に携わるために上京し、14年間、役者として活動しました。 しかしコロナ禍で舞台は激減し、生活は一変、2023年4月、Uターンで徳島へ帰ってきました。 吉野川市の整骨院で働きながら、地域おこし協力隊として町の振興に取り組んでいます。 地元のため、自分に何ができるかを考えたとき、頭に浮かんだのはやはり「演劇」。 しかし、この町には劇場もなければホールもありません...。 (詳しくは動画で)