世界少年野球 福岡大会「大川市では“胃袋と心をつかむ”」
テレQ(TVQ九州放送)
こちらは交流初日のウェルカムパーティーの食事を提供する大川市のレストラン。運営するのは創業300年以上の酢の製造メーカーです。こちらでは伝統の酢を使ったランチ限定のコースメニューなどを提供しています。 庄分酢 木下陽介シェフ 「こちらが子どもたちに出すオードブルです」 大川市ではフィジーの子どもたち5人を含む、国内外の20人を受け入れます。 庄分酢 木下陽介シェフ 「子どもでも食べやすいように、子ども向けのメニューとしてお酢を組み込んでいる」 例えばこちらの唐揚げ。酢を使うことで肉が柔らかくなり味が引き締まるといいます。また子どもたちが楽しめるよう手巻きずしのセットも用意しています。 庄分酢 木下陽介シェフ 「(野球大会なので)スポーツをするということで、疲労回復になったり、料理と一緒に酢を取り入れて海外の人にも受け入れてほしい」 また、日本食だけでなく体験も楽しんでもらう計画です。 庄分酢 高橋清太朗常務 「こちらが発酵蔵になります」 県内でも数少ない酢の発酵蔵。世界で日本食が注目される中、酒からつくる酢の原点を知ってほしいと意気込みます。 庄分酢 高橋清太朗常務 「木おけの中で菌が働いて発酵している様子を開けてのぞいてもらおうと思っている」 特別に中を見せてもらうと。一面に白い幕のようなものがあります。これが酢酸菌です。手をかざすと。 庄分酢 高橋清太朗常務 「菌の体温、活動熱」 記者 「手がほんのり温かいです」 日本食と蔵での体験を通して子どもたちの胃袋と心を満たす予定です。 庄分酢 高橋清太朗常務 「野球というきっかけを通じて来てもらう機会ができたので、大川市のことやお酢造りのこと、交流を通じて知ってほしい」
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