とうもろこしスイーツと美味しいコーヒーを求めて都営バスでGO!!
バスに乗って美味しい物を求めて貪欲に進むバスでグルメシリーズは、とうとう大御所の都営バスにお世話になることになった。居並ぶバスマニアの方には常識でも、まだまだバスのことを良く知らない筆者にはおどろきの光景があった。 【画像ギャラリー】とうもろこしスイーツと美味しいコーヒーを求めて「みんくる」といっしょにGO!(16枚) 文/写真:のりぴよ(影山のりみ) 共著/編集古川智規(バスマガジン編集部) (詳細写真は記事末尾の画像ギャラリーからご覧いただくか、写真付き記事はバスマガジンWEBまたはベストカーWEBでご覧ください)
■「みんくる」を愛でながら美味しいもの探訪
都内では電車や地下鉄が便利で、バスを利用する機会のない筆者だが、目的地がバス停近くでアクセスが良いことがあることを改めて知る。この日も恒例のカフェ巡りでお目当てのカフェへのアクセスを検索すると、都バスが便利なことが判明。 バス初心者としてはおっかなびっくりで、渋谷駅からバスに乗り込むと謎のゆるキャラが大量発生!こやつは一体何者なのか? 目的地はキラキラエリアである港区の芝である。渋谷駅より都06系統の新橋駅前行きに乗車する。渋谷駅はバスターミナルが2カ所ありこちらは南口ヒカリエ側だ。日本有数のターミナル駅だけあって、バスの発着が多く慣れていないと乗り場に迷う。 都バスに限らず路線バスを敬遠しがちな理由はこういうところなのかもしれないが、筆者も漏れなくその1人だ。慣れていない方はバス乗り場を探す時間を考慮して時間配分すべし。都営バスの路線図である「みんくるガイド」は安心なお守りなのでもらっておくと良い。 無事に乗り場を発見し、何とも特徴のない地味なバスだなぁ…と、乗り込むと車内におどろきのの光景が広がった。ご覧ください!とばかりに広がる謎のゆるキャラたち。東急電鉄沿線の筆者は東急キャラクター「のるるん」に見え、なんだ?のるるんの仲間か?と、よく見てみるとどうやら違う。 ちなみに地味なバスと一瞥(いちべつ)したこの車両は、都営バス100周年を記念した歴代デザイン復刻ラッピングバスのうちの1台で、1951年当時のシリーズ中、最も古いデザインのラッピング車である渋谷営業所のH863であることが後で判明。レア車だったのに知らないということの恐ろしさが身に染みた。