センバツ 応援届け!筆に思い込め 滑川総合高書道部 プラカード揮毫 /埼玉
3月18日開幕の第96回選抜高校野球大会(毎日新聞社、日本高校野球連盟主催)に出場する作新学院(栃木)、健大高崎(群馬)、常総学院(茨城)の校名プラカードを県立滑川総合高校の書道部員2年の3人が揮毫(きごう)した。プラカードは開会式の入場行進などで使われる。 【写真で見る歓喜の瞬間】歴代のセンバツ覇者たち プラカードは例年、「書の甲子園」の愛称で知られる「国際高校生選抜書展」(毎日新聞社、毎日書道会主催)の団体の部で地区優勝した10校が分担して揮毫する。2023年度は北関東地区で滑川総合が7年連続の優勝を果たし、同地区から甲子園に出場する3校を受け持った。 作新学園を担当した丸山小羽音さん(17)は「線の太さで印象が変わるので、丁寧に書くことを意識しました。プラカードから応援の気持ちを届けられたら」とにこやかに語った。 健大高崎を担当した大髙咲彩さん(17)は「揮毫という貴重な経験をさせていただいた。日ごろの練習の成果を存分に発揮できるようにと、思いを込めて書きました」と話した。 常総学院を担当した小林那優さん(17)は「小学生で野球をしていたので、その頃のことを思い出して筆を握りました。皆さんの練習の成果が実を結ぶよう思いを込めました」とエールを送った。【仲村隆】