<センバツプレーバック>金属バット時代到来の第47回 すさまじい打撃戦で開幕
センバツに初めて金属バットが導入されたのは第47回大会。大会通算本塁打数は、従来の最多記録、8本をあっさり更新して11本になった。開幕日は、16点を挙げた倉敷工、15点の中京を破るというすさまじい打撃戦で開幕。高知、東海大相模の優勝戦も壮絶な打ち合いになった。5―5で延長に突入すると十三回、高知が一気に5点を挙げ、高知県勢初のセンバツ優勝を果たした。両チーム合わせて26安打、15得点は優勝戦記録を更新。木製に比べ飛距離が出やすく、球足が速い金属バットの登場は、高校野球の戦い方にも大きな影響を与えた。