『キューティー・ブロンド』前日譚、主人公は一般公募 リース・ウィザースプーンがオーディションを告知
2001年に公開され日本でも大ヒットした映画『キューティー・ブロンド』。ヒロインは恋人からブロンドであることを理由に頭が悪いと決めつけられたエル。恋人を見返したいと一念発起、ハーバード大学のロースクールに入学し弁護士を目指して奮闘する姿は今も多くの人をポジティブな気持ちにさせている。2003年には弁護士になったエルが活躍する続編『キューティ・ブロンド/ハッピーMAX』も制作された。
ファンの間では続編を望む声が根強く上がっていたが、今年5月にAmazonプライムビデオが待望の新作「ELLE(原題)」をドラマシリーズとして製作することが決定。1作目と2作目でエルを演じたリース・ウィザースプーンが製作総指揮を務め、脚本は俳優としても活躍しているミンディ・カリングと「ブルックリン・ナイン-ナイン」のクリエイターを務めるダン・ゴアが執筆する。
今回の作品は前日譚。『キューティー・ブロンド』よりも前、高校時代のエルを中心に物語が展開する。エルを誰が演じるのか注目を集めていたけれど、一般公募のオーディションで決めることが明らかになった。リース本人がインスタグラムで発表、「高校時代のエルを探すプロセスがついに正式に始まりました!」と報告した。「若き日のエル・ウッズは一般公募で選びます。エル・ウッズのみんなに会うのが待ちきれない。ものすごく楽しくなるはず!」。
前日譚の具体的なストーリーはまだ明らかになっていないが、16歳のエルが初めての恋と失恋を経験、自分の信念を見つけていく過程が描かれるという。オーディションの募集要項によるとヒロインは18歳以上の白人女性の中から選ばれ、撮影は来年の4月から7月までバンクーバーで行われる。誰が新ヒロインの座に輝くのか楽しみにしたい。