来夏の参院選に立民が現職2人を擁立へ 県連「意見反映されず残念」
tvkニュース(テレビ神奈川)
来年夏に行われる参議院選挙に向け、立憲民主党県連は、神奈川選挙区の候補者一本化を見送り、現職2人を擁立する方針であると発表しました。 改選定数4となる来年夏の参院選で立憲民主党では、2007年に初当選を果たした3期目の牧山弘恵氏と、欠員1を補充するためにおととし行われた「合併選挙」で、任期が3年となる5位で初当選した水野素子氏の2人が改選を迎えます。 2人はともに続投の意欲を示しているなか、党本部は、「政権交代を目指すうえでは複数の候補者を立てるべき」として、今月13日、県連に対し「現職2人を擁立せよ」と伝達。 県連は16日の常任幹事会で報告したということです。 県連会長を務める青柳陽一郎氏は、「2人は同世代の女性で活動も似ている」、さらに「前回の衆院選での党の比例得票数は県内では伸びていない」ことなどから、2人の擁立は「必ずしも相乗効果が出るとは思わない」と意見。 これまで党本部に対し、申し入れや訴えもしてきたなかでの判断に、「残念極まりない」とコメントしています。 一方、次期衆院選の立民公認候補となる選挙区支部長について、3区は中村武人氏を続投すると発表し、党本部に上申するということです。 一方、10区の鈴木光貴氏からは辞任届が提出され、県連は了承したということです。
tvkニュース(テレビ神奈川)