作成に協力した東京家政大学家政学部児童学科の学生

　板橋区が4月1日、「いたばしのいいところをちょこっと」紹介する観光ガイドブック「いたちょこブック～公園編～」を発行した。（板橋経済新聞） 【写真】区役所や区民事務所他、各地域センターでも手に入る 　区では「にぎわいや安心、ぬくもり地域にもたらすような持続可能な観光資源を紹介していく」とし、初回は「公園」がテーマ。「たいけん」「しぜん」「うんどう」などのカテゴリー別に区内の公園の魅力と近隣の飲食店を紹介している。 　若い世代にも親しみやすい紙面作りやSNSへの展開も行うため、東京家政大学家政学部児童学科（板橋区加賀1）に協力を依頼。ガイドブックのタイトルやオリジナルキャラクターの考案も同大生が担当した。作成に協力した学生の一人は「これまで知らなかった板橋区の魅力を知ることができた。これををきっかけに、より子育てしやすい街づくりや地域の活性化につながれば」とメッセージを寄せる。区が運営する「いたちょこ」公式インスタグラムアカウントでは、公園巡りのモデルコースや、紙面に掲載のない公園や飲食店の情報も配信している。 　イートインコーナーで紹介されているハンバーガー店「ハングリーヘブン」（常盤台4）の石塚店長は「季節柄、テイクアウトするお客さまも増えた。店内に置いている『いたちょこブック』は女性のお客さまが多く手に取っている様子」と話す。 　板橋区くらしと観光課の担当者は「いたちょこブックを片手に公園巡りを楽しんでもらえれば。SNSも活用しながら継続的な区の魅力発信を行い、区内外の観光振興につなげていきたい。次号はテーマを変更し、来年4月ごろの発行を予定している」と話す。 　仕様はA5版14ページ。発行部数は30,000部。区役所本庁舎他、区内の各区民事務所、地域センター、図書館などで無料配布している。同インスタグラムアカウントでは、区内の公園に関する写真、動画の投稿を募集するキャンペーンを行っている。