甲子園練習と応援団賞、5年ぶり復活 3月開幕のセンバツ高校野球
今春の第96回選抜高校野球大会(毎日新聞社、日本高校野球連盟主催、朝日新聞社後援、阪神甲子園球場特別協力)の第2回運営委員会が12日、大阪市内であり、出場校による甲子園練習と、大会初戦の応援を対象にした応援団賞が5年ぶりに復活することが決まった。組み合わせ抽選会前日に開催してきた出場校の主将による懇談会「キャプテントーク」も再開する。いずれも新型コロナウイルスの影響で見合わせていた。 【写真で見る歓喜の瞬間】歴代のセンバツ覇者たち 出場校を決める26日の選考委員会の模様は、大会公式サイト「センバツLIVE!」でライブ配信される。組み合わせ抽選会は3月8日。 出場候補校として、21世紀枠9校と都道府県高野連からの推薦125校(前年比1校減)が承認された。地区別選出校30校の内訳は、北海道1▽東北3▽関東・東京6(関東4校と東京1校を選んだ後、残り1校は両地区を比較)▽東海3▽北信越3▽近畿6▽中国2▽四国2▽九州4。北信越は昨秋の明治神宮大会で星稜(石川)が優勝し、神宮大会枠1枠が割り当てられた。21世紀枠は2枠。 デザイナーの佐川明日香さんが制作した優勝、準優勝、参加章の各メダルも決まった。また、関連イベントとして、大会が創設から100年を迎えるのを記念し、2月21日に大阪市中央公会堂で「センバツ行進曲メモリアルコンサート」を開催する。 大会は3月18日から13日間(準々決勝、準決勝翌日の休養日を含む)、兵庫県西宮市の阪神甲子園球場で開かれる。【長宗拓弥】