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懸命にボールを追い、熱戦を繰り広げる選手たち＝朝日町文化体育センター・サンリーナ

熱戦を繰り広げる選手たち

選手宣誓する八十島さん（左）と長崎さん

笹原町長（左）があいさつし、全国からのビーチボール愛好者を迎えた

　富山県朝日町制施行７０周年記念の第３１回翡翠（ヒスイ）カップビーチボール全国大会は６日、朝日町文化体育センター・サンリーナで開幕した。１１都県から６０歳以上の１４３チーム６７６選手が出場。ネットを挟んで白と緑のツートンカラーのボールを追いかけ、白熱した試合を繰り広げた。 　開会式で笹原靖直町長がビーチボール誕生のまちを代表し、「大会が続くのは選手や関係者のおかげ。練習の成果を発揮し、熱い戦いを見せてほしい」とあいさつ。最高齢で男子の八十島清一郎さん（８９）＝星井町ＢＢＣ、富山市＝と、女子の長崎智子さん（８４）＝ひすい長崎、朝日町＝が選手宣誓した。 　大会は、６０歳以上と７０歳以上の男女計４部門を実施し、選手の平均年齢は６９・２５歳。初日は予選リーグがあり、選手たちは声をかけ合いながら、巧みに回転をかけたサーブや強烈なスパイクを決めていた。地元チーム「朝日」の真岩修監督（６４）は「全国の仲間との勝負は楽しく、プレーできる高揚感があった」と話した。

　町職員らが運営を担い、審判員や記録係などを務めた。試合後には５年ぶりとなるレセプションが開かれた。 　最終日の７日は各部門で順位トーナメントを行う。町、町教育委員会、町文化・体育振興公社主催。北日本新聞社など共催。