篠原ともえ 生地や素材を生かした世界にひとつの衣装で登場 「物作りを一生続ける」熱い想いも語る
女優の篠原ともえ(45)が8日、都内で行われた「貝印『いい刃の日』PRイベント」に出席。オリジナルの衣装で登場し、物作りの魅力を語った。 同社ミッションの「切れ味とやさしさ」をテーマに、オリジナルの衣装を制作。篠原は、生地のレイヤーや素材を生かして刃物の切れ味や光沢を表現した、世界でひとつだけの衣装を着用して登壇した。 「貝印ブルーを取り入れた」と笑顔でくるりと一周。「波紋をイメージして、貝印の切れ味を意識して作ってまいりました。刃物の輝きをイメージ」とこの日のファッションをアピールした。 好きな刃物の動作は「裁つ音」だという。日頃から、3本の裁ちばさみを持ち合わせていて、「それぞれが個性を持っていて、まるで人の様にうごめいている」と魅力を熱弁。物作りでは、布の感触を肌身で感じながら「デザイン画を書かないで、道具に尋ねながら作るようにしている。物に導いてもらう感覚」を意識している篠原。 展示は「コミュニケーションの場」と表現。「場と間」を意識して「相手の気持ちを立ち上げるような見せ方をするようにしている」と作品を通じて想いの伝達も計っているという。 数々の作品で人々を魅了。「デザイナーとして、“物作りを一生続ける”という想いでやらせてもらっている。物作りには道具が必要、その道具はデザイナーにとって宝物。皆さんも、道具を通じて温かさを感じて頂けたら」と願った。 この日、俳優の板垣李光人も登壇した。