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東京・上野のアメ横で10日、店員の隙を突いて高額ビタミン剤を盗む人物が防犯カメラに捉えられていた。その窃盗犯はディスカウントショップで、高額商品2点をかばんの中に入れ、会計をせずに退店。4日前には、近隣店舗で、同じビタミン剤が盗まれる事件も起きていた。 【画像】高額ビタミン剤を手に死角に移動し、黒いバッグに商品を入れる一部始終（合計5枚）

「手慣れた感じ」で犯行

東京・上野のアメ横で10日、白昼堂々と店員の隙をつき、こそこそと高額商品を狙うビタミン剤ドロボーをカメラが捉えた。 JJTストア担当者は「手慣れた感じで、呆れてしまった」と振り返る。 8月10日午後3時過ぎ、ディスカウントショップの前に現れた白のダボっとしたTシャツを着た人物は、一直線に店の奥へと向かったが、何かに気がつき戻ってきた。 別のカメラには、店員を見て、くるっと引き返す様子が映っていた。 別の棚を見ているふりをしてカムフラージュしていたが、店員がパソコン作業に集中しているとみるといなや商品を2つ手に取った。 その後、店員の死角に移動すると、黒いバッグに商品を入れ、そのままレジを通さずに店を出て行ってしまった。 JJTストア担当者は「1個約8000円相当の商品。これを2個、窃盗に遭った」と被害状況を説明。客で賑わう店内で堂々と商品を盗む万引き犯が盗んだのは、ビタミン剤2ケースで、合計約1万6000円分だった。

「同じ商品を同じように盗む」4日前にも別の店舗で万引きか

被害に遭った店によると、4日前にも近くの別店舗で、同一人物によるものとみられる、同じビタミン剤を狙った万引きがあったという。 JJTストア担当者は「少なくとも近隣の店舗では、同じ商品を同じように盗む」と話しており、警視庁は窃盗事件として捜査を進めている。 JJTストア担当者は「やめろと言ってもやめないと思うので、早く捕まって処罰を受けて欲しい」と犯人への思いを口にした。 （「イット!」 8月22日放送より）