都内の高級タワマンを“私物化”する、女理事長「暴走の一部始終」…ママ友を巻き込み「フロントに食ってかかった」
管理組合の「私物化」がはじまった
さらに、組合運営と管理会社に同じ不満を持つ5名のママ友を集めて理事に立候補させ、合議制で決議される理事会の過半数をAさんの息のかかった人たちで固めました。 酒井さんがお住まいのマンション管理組合は、理事9名、監事1名で構成されており、総会でAさんと5名のママ友、そして輪番の3名と監事1名が賛成多数で可決承認され、役職を決める第1回目の理事会でAさんが理事長に選任されたそうです。 酒井さんも理事会で重要なポストの副理事長に立候補しましたが、それは無視され、Aさんのママ友が就任して、まさに理事会を“意のままに操る舞台”が整ってしまったといいます。 理事長になったAさん、そして5名のママ友たちはそこから管理委託費の見直しとして ・防災センターの深夜の警備員の人員削減 ・午前中のコンシェルジェの在勤時間を廃止 ・エントランスホールのBGMの契約解除と温度設定を送風のみに設定 ・共用廊下や階段の間引き など組合員の思いとは真逆の理不尽な費用削減の提案。それらは次々と決議されていき、さらなる暴走がはじまりました。 その詳細は<都内の高級タワマンを“私物化”する「女理事長」の理不尽な要求…住民の意見は無視、あまりの圧に「何も言えない」>で明かします。
松本 洋(マンション管理士)