Claude AIとChatGPTを比較|主力にしたい生成AIはどっち?
Claudeの価格は
Claude AIは無料で試せます。ただし無料だと、質問の数や、チャットボットが処理できるデータ量に制限があります。「Claude Pro」という有料プランもあり、登録すれば、月20ドル(約3000円)でデータ量を増やすことができます。 ChatGPTの有料プランとは異なり、Claudeは無料版でも最新版が使えます。けれどもデータ量を増やすことはできませんし、登録すれば可能になる優先的アクセスもありません。
Claude vs. ChatGPT無料版の比較
ChatGPTと同様、Claudeにも無料版があります。AIチャットボットを試すなら、どちらを選んでも十分役に立つでしょう。しかし、さまざまな用途を考えているなら、有料プランを検討する価値はあります。 Claude 3の特徴 Claudeでは、無料版であっても高性能なClaude 3が使えますが、かなりの制限を伴います。例えば、10メガバイトを超えるPDFは処理できません。そしてその制限は、そのときのClaudeの容量に左右されます。 具体的にどれくらい使ったら制限されるのかという数値は公開されていませんが、CNBCでは、だいたい4時間につき要約5件が限度と見積もっています。結局は、あなたが利用するときに、何人のユーザーがシステムを使っているかによるわけです。 Claude 3の素晴らしいところは、無料版で試すことができる新しい機能がたくさんあること。複数言語への対応、画像を理解して分析できる「Vision機能」、プロンプトのつくりやすさ、などがあげられます。 ChatGPTの特徴 一方、ChatGPT無料版を使うなら、GPT-3.5に限定されます。GPT-3.5も信頼できるモデルです。使用量に上限はありません。つまり、お金をまったく払わずに好きなだけ使うことができるのです。 とはいえ、アクセスが極端に集中していると、何らかの制限がかかり、質問しても長い時間がかかったり、使用頻度が高いとエラーが返ってきたりすることがあります。 また、無料アカウントは、アクセスが集中する特定の時間帯には使えないこともあります。サーバーの負荷を軽減するため、OpenAIがときどき無料アカウントのアクセスを制限するからです。 ほかにも、GPT-3.5はGPT-4よりもハルシネーション(AIが事実に基づかない情報を生成する現象)を起こしやすいという点を頭に入れておくことも重要です。提供されるすべての情報が正しいかどうか、必ず確認しましょう(GPT-3.5に限らず、AIが生成する重要な情報は常に再確認すべきですが)。