プロを見習ってパッティングはグローブをはずしたほうがいい? “はめる・はめない論争”よりよっぽど重要なことって何!?
グローブをはずさない人はどんな理由ではめたままなの?
では、パッティングでグローブをはずすのには、どのようなデメリットがあるのでしょうか。山本氏は以下のように話します。 「より感覚を研ぎ澄ませ、繊細なタッチで打てるようになるというのがグローブをはずすメリットですが、なかには『グローブをはずすとかえってデリケートになりすぎる』と考えている人もいます。そのため、パットでもグローブははめたままにして、自分に変なプレッシャーを与えないという人もいるでしょう」 「『毎ホールごとにグローブをつけはずしするのが面倒』『時間がかかってスロープレーにつながってしまう』というのもデメリットとして挙げられると思います」 「また、通常右利きのゴルファーは左手のみにグローブをはめますが、日差しの強い夏場では左手と右手で日焼けの具合に差が生じる場合もあります。そのような理由から女性を中心に両手にはめる人が増えているとともに、両方はずさないという選択肢も浸透しつつあるのではないでしょうか」 ほかにも「グリップが滑りそうな気がする」「そもそもパットが不安定なアベレージゴルファーだから、はずしたところで意味がない」「はずした後にポケットに入れていたら落とした経験がある」などの理由で、はめたままにしている人もいるようです。 いずれにせよ、練習で培ってきた感覚を狂わせないためにも「はずすなら、はずす」「はずさないなら、はずさない」を徹底すれば、緊張感あるパッティングも難なくこなせるようになるでしょう。
ピーコックブルー