アデル、長期の活動休止を発表 「これまで築いてきた新しい人生を生きたい」
2022年11月からラスベガスて定期公演を続けてきたアデル。この1か月はドイツのミュンヘンでコンサートを開催していたが、しばらく活動を休止することを明らかにした。
アデルは最終日の8月31日(土)に行われたコンサートでこのニュースを発表。「私はステージで一番居心地よくいられるパフォーマーではない。それはわかっているけれど、ものすごくうまくパフォーマンスできるし、これまで約3年間ステージを楽しんできた。これは私にとって一番長いし、これからもこんなに長くやることはないだろう」と観客たちに語りかけた。
ラスベガスの定期公演は11月23日で幕を下ろす。アデル曰く「その後は信じられないほど長い間、みんなと会うことはないだろう。休みの間ずっと、みんなのことを大切に思っている」。また休みを取る理由についても「この7年、私は自分のために新しい人生を築いてきた。その新しい人生を生きたいんだ」と声を詰まらせながら語った。新聞「ニューヨークポスト」が伝えている。アデルは過去のインタビューで2018年に元夫のサイモン・コネッキと法的に結婚、同じ年に破局したことを告白している。今回言った「7年間」とは破局後の人生であると見られている。
アデルは2021年11月にアルバム『30』を出して以来、新作をリリースしていない。今年1月にはラスベガスのステージで「しばらくアルバムを作ることはないと思う」と発言しファンをざわつかせた。同時に「でも今度出すときには、あなたがどこに住んでいてもそこに行く」とコメント、アルバムを出したらツアーをやる意思があることも匂わせていた。
先月のステージでは交際中のスポーツエージェント、リッチ・ポールと結婚していると告白しニュースを賑わせたアデル。彼女へのプロポーズの言葉が書かれたボードを客席から見せた観客に対して「あなたとは結婚できない。私はもう結婚しているから」と返事をしていた。長期の休みはポールやコネッキとの間にもうけた12歳の息子アンジェロと過ごすのではないかと見られている。