アヴちゃん「15年も続けられたものが私の人生には女王蜂しかない」
2024年4月7日、女王蜂の結成15周年を記念する書籍『qb図鑑2』(きゅーびーずかんつー / 小社刊)の発売を記念したお渡し会が、タワーレコード渋谷店で開催された。ここでは、そのイベントの模様とアヴちゃんのスペシャルインタビューをお届けします。 【写真】女王蜂結成15周年記念『qb図鑑2』お渡し会レポ ◇思わず泣き出してしまうファン続出! 約900人のファンが集まったお渡し会。第一部は、メンバー全員のサインとファンの方のお名前をアヴちゃんが書き入れるという、貴重な特典会。 やしちゃんが、本を開いてアヴちゃんが名前を書き入れ、ひばりくんがファンの方に手渡しするという、3人のチームワークが発揮された。 『01』の真っ白な衣裳を身にまとった女王蜂のメンバーを前にして、参加者の皆さんは息を呑みながら、名前を書くアヴちゃんの手元をじっと見つめる。 本を渡されて、メンバーと目を合わせると、感極まって涙するファンも多く、女王蜂に対する熱い気持ちをメンバーも感じていたようだった。 第二部、第三部は、メンバーからファンへ本のお渡し会。 短い時間でも「15周年おめでとうございます」「大好きです」「次のライヴ楽しみにしています」など、それぞれの想いを伝える参加者。 メンバー3人とも、そんなファンをほほえみながら見つめ、一人ひとりに「ありがとう」と気持ちを伝えていた。 ◇アヴちゃんスペシャルインタビュー イベント終了後、ファンの方と対面した感想や、『qb図鑑2』について、アヴちゃんに答えてもらった。 ――お渡し会を終えた感想を聞かせてください。 アヴちゃん:とても楽しかったし、こうやって直接お渡しできたことをすごくうれしく思います。女王蜂が結成15周年を迎え、最初のライヴをニューヨークで行なったので、「15周年おめでとう」という言葉を日本語で伝えていただく機会となって、とてもうれしかったです。改めて、15周年が始まったということを感じられました。 ――4月13日には、大阪でのお渡し会がありますね。 アヴちゃん:大阪は東京とは違う衣裳を考えているので、楽しみにしていてほしいです。関西弁のイントネーションで「ありがとう」って言うかもしれません。 ――『qb図鑑』から5年が経ち、2冊目を刊行したわけですが、改めてこの5年間をどう感じましたか? アヴちゃん:本当にあっという間だったと思います。やっぱり、この5年間、いろんなことが起きて、それをこうやって書籍に閉じ込め、見てもらうカタチにできたことがうれしいです。ライヴはもちろん、私たちの作品は、カタチではなく、人の記憶のなかに残るので。こうやって本にして、残せたことがうれしいなと思います。そして、さまざまなご縁があって、バンドとしてまた5年間生き延びることができたことは本当にうれしいです」 ――『qb図鑑2』で、アヴちゃんが“見どころだ”と思うページはどこですか? アヴちゃん:本の最後に、自分に宛てた手紙を載せているんですが、そこだけは、直視できないんです。この『qb図鑑2』を私は何度も読み返すと思うけど、このページだけは読まないでおこうと思っているので、ここはぜひ、皆さんに読んでいただきたいです。 ――今回、漫画家のはらださん、BE:FIRSTのRYUHEIさん、龍宮城の皆さんにもインタビューでご登場していただいていますが、皆さんの言葉を読んで、どう感じましたか? アヴちゃん:皆さんが女王蜂のことを好きだとおっしゃってくださることが、本当にうれしいです。そして、ただ好きでいてくださるというよりも、カッコイイと思ってくださっていて。私たちも女王蜂ってカッコイイんだなって改めて感じました。本当にインタビューに答えてくださってありがとうございます。 ――これから本を読む方へ一言お願いします。 アヴちゃん:「読んだら熱出るで」です。「熱出るで、こりゃ」って思ってもらえたらうれしいです。 ――女王蜂は今年15周年ですが、今の心境と、15周年を祝ってくださるファンの方へ言葉をいただけますか? アヴちゃん:15年がこんなに濃厚で、あっという間だと思っていなくて。15年も続けられたものが私の人生には女王蜂しかないので、何よりも長く続けたということが、この周年でわかってうれしいです。ここがピークではなく、まだまだ広がるものを持っているので、そこを予見していただけたらなと思います。 女王蜂ってミステリアスだと思いますし、私自身がその理由を突き止められていないからこそ、これからも続いていくんだろうなと思います。
NewsCrunch広報班