巨人・坂本 大山にラブコール「いい子なので、来てほしいなと」1億減、5億円で更改
巨人の坂本勇人内野手(35)が26日、東京・大手町の球団事務所で契約更改交渉に臨み、年俸6億円から1億減の5億円で更改した(金額は推定)。19年からの複数年契約最終年。新たに単年で契約を結び「ダウンは当たり前のことだと思う。1年、1年が勝負と思ってやりたい」と覚悟を語った。 プロ18年目は本格的にコンバートされた三塁で、通算6度目のゴールデングラブ賞を獲得した。一方、6月26日には打撃不振で出場選手登録を抹消されるなど「個人的にすごく苦しい時期もありました」と109試合で打率・238、7本塁打、34打点に終わった。 球団は阪神から国内FA権を行使した大山悠輔内野手(29)の獲得を目指している。ポジションを争うライバルになり得る存在だが「当たり前のことだと思う」と平然とした表情。「僕もここでずっとレギュラーを張ってきた自負もある」とし、大山加入でのチーム内競争を大いに歓迎した。 「ジャイアンツは常に勝たないといけない。そういうチームだと思ってやっている。大山くんはいい子なので、来てほしいなと思いますね」 個人では2500安打まで85本、300号まであと5本。節目の数字も見えるが「普通に来年、達成しないといけない」と前を向く。今オフは胸郭や背骨の動きを出す「いつもと違うトレーニング」に着手。手応えも感じている。「もう一度、もっと野球がうまくなれるように」と坂本。来季も常勝球団の先頭を走る。