オフサイド疑惑もあったシティ劇的弾…元審判員は正当なゴールと主張「オフサイドになるのはヘディングの瞬間だけ」
物議を醸したプレミアリーグでの判定について、元審判員は妥当なジャッジと評価している。 問題の判定は、20日のプレミアリーグ第8節で行われたウォルバーハンプトンvsマンチェスター・シティ戦で発生。試合は1-1で迎えた後半アディショナルタイム、シティのCKからDFジョン・ストーンズが劇的な逆転弾を決めた。 しかしこのシーン、GKジョゼ・サの前でボールを避けるためにしゃがみこんだベルナルド・シウバがプレー関与でオフサイドとなるかがVAR対象に。結局、プレーに関与はしていないという判断からストーンズのゴールは認められ、シティが2-1で勝利した。 これについて、不満を露わにしたのがウォルバーハンプトンのギャリー・オニール監督。「我々に有利な判定はさほど多くない。この結果は想定できた」として、ビッグクラブ有利の判定が吹かれやすい現状を嘆いた。 ファンからもさまざまな意見が出たこのシーンだが、イギリス『スカイ・スポーツ』に出演した元審判員のダーモット・ギャラガー氏は正しい判定だったと主張。直前にベルナルド・シウバがGKと接触していたのとオフサイドの場面は、別物であるとの見方を示した。 「間違いなくゴールだと思う。ベルナルド・シウバはオフサイドの位置にいたが、CKが蹴られた段階ではオフサイドにはならない。オフサイドになるのは、ストーンズがヘディングした瞬間だが、その時の彼はジョゼ・サから離れている」 「シウバがサに触れていたときの彼はオフサイドの位置にいなかった。CKが蹴られる前だったからだ。彼はストーンズがヘディングするまで、好きなことができる」 「そしてストーンズのヘディングの際、彼は離れているからオフサイドではない。最後の画像を見ても、彼が離れているところは写っている」
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