タイガース・前田健太、6回4安打1失点で今季初勝利の権利 移籍初白星を救援陣に託す
◆米大リーグ タイガース―カージナルス(1日・米ミシガン州デトロイト=コメリカパーク) タイガースの前田健太投手が1日(日本時間2日)、本拠のカージナルス戦に先発。6回を4安打1失点で今季初勝利の権利を持って、救援陣に後を託しマウンドを降りた。79球投げ5奪三振で四球は0。防御率は5・02となった。 序盤から右打者には直球を中心に、左打者にはスライダー、スプリットを駆使した。4回にコントレラスに中越えソロを浴びたが、5回無死一塁はゴーマンを一塁ライナーで併殺。6回も無死一塁となったが、前の打席で本塁打を許したコントレラスに9球粘られながら最後は直球で空振り三振。二盗を企てた一塁走者を捕手ケリーが好送球しゲッツーに仕留めた。 テレビ中継では今季のスプリットの落差ランキングが紹介され、前田の102・6センチの落差はカブスのネリスに次いでメジャー2位という数字が表記された。 今季の前田は4月6日アスレチックス戦に黒星がついているものの、13日ツインズ戦、23日レイズ戦はともに勝利投手の権利を得ながら、ともにブルペン陣が追いつかれてフイにしている。
報知新聞社