ルイス・グスタボの挑戦を受ける王者ホベルト・サトシ・ソウザ

　偉大な〝練習仲間〟に続けか。総合格闘技イベント「RIZIN．48」（29日、さいたまスーパーアリーナ）でルイス・グスタボ（28＝ブラジル）を迎え撃つRIZINライト級王者ホベルト・サトシ・ソウザ（35＝ブラジル）が、意気込みを語った。 【画像】柔術白星デビューに笑顔の高田延彦氏 　前日に都内で行われた公開計量では、70・85キロでパス。仕上がった体を誇示し「明日絶対にグスタボ、いい試合にするから、みんな絶対に楽しみにしていてください」と70・75キロだった対戦相手と健闘を誓い合った。 　その後、取材に応じたサトシは試合に向け「1ラウンド（R）か2Rで絶対にフィニッシュする自信があります。一本かKO！」と、ストライカーのグスタボを相手に打撃での勝利を狙っていると明かした。 　さらに勝利後のプランも披露。「また大みそかで他の選手が来てから、また防衛戦もやっていきたい」。その相手については「希望はない。誰でもいつでも、みんなで決めてくれれば、その人とやります。試合は楽しいですから」と〝いつ何時誰の挑戦でも〟の姿勢を強調した。 　そんなサトシに力を与えたのが、元格闘家の高田延彦氏だ。高田氏は27日に名古屋で行われたスポーツ柔術イベント「Sjjif　World　Jiu　Jitsu　Championship　2024」に出場。61歳以上の紫帯ヘビー級のカテゴリーで〝柔術デビュー戦〟を戦い、サイドポジションからのアームロックで一本勝ちした。 　サトシは「見ました。勝てて良かった。彼の強い技だから。もちろん、自信がありました。絶対勝つと思っていました」と笑顔を見せる。高田氏はサトシが所属するボンサイ柔術で練習しており、紫帯も兄のマルコス・ヨシオ・ソウザから授与されたものだ。 　サトシは「もちろん、それでうれしいね。よく一緒に練習しているから。よく『絶対勝つから』と言っていたから、本当にうれしいです」と練習仲間の快勝を喜びつつ「（高田氏に）続きたいです。私も勝ちます」と誓った。