日本のクロマグロ漁獲量が増える すし店が期待を寄せる
khb東日本放送
国際会議で日本のクロマグロの漁獲枠が増えることが決まりました。より手ごろな価格で食べられるようになるのか、飲食店も期待を寄せています。
宮城県塩釜市の廻鮮寿司塩釜港本店は、地元の市場から直接仕入れた新鮮なネタが人気で、4日もも多くの客でにぎわっていました。 数あるメニューの中でも人気が。 「本マグロの大トロですね。どうぞ!」 脂の甘味が口の中でとろける大トロと、鮮やかな色合いでマグロ本来のうまみを感じられる赤身。マグロの中でも最高級とされ、海のダイヤとも呼ばれるクロマグロです。 塩釜港は、生鮮クロマグロの水揚げ量で日本一を誇ります。 塩釜港鎌田秀也会長「(注文は)圧倒的に多いです。塩釜といえばホンマグロ。ホンマグロが無ければすし屋できませんよ。ホンマグロの大トロ中トロ赤身、これがうちのチャームポイントというか命ですからここが」 マグロ類の資源管理を話し合う国際会議の中で、日本の漁獲枠が増えることが決まりました。 30キロ以上のクロマグロの漁獲枠が現状の1.5倍の84211トンとなり、更に30キロ未満も10%増えます。 新たな漁獲枠が適用されるのは1月からですが、漁獲量が増えることでより手ごろな値段で提供できるようになるのか、飲食店も期待を寄せています。 塩釜港鎌田秀也会長「すごくうれしいことだね。価格も絶対に反映しますからね。値段が下がった分、お客さまにも還元できるし、それはウィンウィンで本当に良いことだと思いますよ、日本にとっては」
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