池田エライザ、10代に絶大な人気の“自撮りの神”は苦手意識から生まれた
初主演で挑む“偏愛”ラブストーリー
池田が主演を務める『一礼して、キス』は、「ベツコミ」で連載され、累計100万部を突破した加賀やっこの同名人気恋愛コミックを映画『クローバー』の古沢健監督が実写映画化。“後輩男子”の熱烈で一途な愛に“先輩女子”が翻弄されつつも、思いを受け入れようと懸命に向き合う姿を描いた“偏愛”ラブストーリー。 池田は、弓道に青春をささげてきたものの、常に自分に自信が持てず、心の思いをうまく表現できないヒロイン・岸本杏を演じているが「私はすぐに戦いに出てしまうタイプなので、台本を読んだとき、自分と杏ちゃんには驚くぐらい共通点がないなと感じたんです」と率直な感想を述べるが「でも杏ちゃんは、ちゃんと傷ついたり喜んだりしたあと、自分の心にしっかり向き合うことができるのは、女の子としてすごくいじらしいし、興味深かったです」と感情移入する部分を見つけられたという。 満を持して映画初主演を果たした池田だが「お芝居がとても楽しいです。別の作品ですが、劇中で歌わせていただく機会があり、それが最高潮に楽しかったので、映画のなかで歌う女優さんになれたらいいなと思いますし、偏見なくいろいろな役をいただけているので、期待は無限大です。海外の作品にも出てみたいですし、語学ももっと勉強して政治的な話ができるぐらいになりたい」と思いは尽きない。 (取材・文:磯部正和) 11月11日(土)より新宿バルト9ほか全国ロードショー (C)2017加賀やっこ・小学館/「一礼して、キス」製作委員会