チームをけん引した田中こころ[写真]＝伊藤大允

　12月25日、「SoftBank ウインターカップ2023 令和5年度 第76回全国高等学校バスケットボール選手権大会」は大会3日目を迎え、東京体育館で行われた女子3回戦で京都両洋高校（京都府）と桜花学園高校（愛知県）が対戦した。 　王座奪還を目指す桜花学園は田中こころを中心に得点を伸ばし、30－20とリードして第1クォーターを終える。続く第2クォーターでも田中の勢いは止まらず、この10分間で12得点を奪取。ジリジリとリードを拡大した桜花学園は、64－39で試合を折り返した。 　迎えた第3クォーターでは白石弥桜が8得点と存在感を示し、79－54と点差を保つ。さらに、第4クォーターでは京都両洋を1ケタの得点に抑え込むと、角田絆奈などが得点を伸ばし、最後は桜花学園が106－63で快勝した。 　準々決勝へ進んだ桜花学園は、田中が21得点6アシスト、深津唯生が17得点6リバウンド、黒川心音が14得点をマーク。一方の京都両洋は、木村香穂が23得点、岡田彩葉が14得点8リバウンドと奮闘した。 ■ウインターカップ2023・女子3回戦 京都両洋 63－106 桜花学園 京都両洋｜20｜19｜15｜ 9｜＝63 桜花学園｜30｜34｜15｜27｜＝106