高い糖度を誇る大分県産ブランドのサツマイモ「甘太くん」が出荷のシーズンを迎え、大分市で初競りが行われました。 【写真を見る】サツマイモ「甘太くん」初競り　最高値5キロあたり2500円　大分 黄金色に輝くつやつやとした果肉、県産ブランドのサツマイモ「甘太くん」は、大分県内で収穫した「紅はるか」を40日以上貯蔵して糖度を高めたもので、臼杵市や豊後大野市を中心に栽培されています。 出荷シーズンを迎えた14日朝、大分市公設地方卸売市場で初競りが行われ、最高値は去年と同じ5キロあたり2500円でした。今年は産地が広がり、品質も例年以上に甘味が強く仕上がったということです。 （JAおおいた『甘太くん』部会佐藤勇夫部課長）「焼き芋はねっとりしっとりどなたが食べても美味しいお芋さん。子どもから大人まで楽しく食べてほしい」 また、初出荷に合わせて大手コンビニチェーン「ローソン」184店舗で甘太くんの焼きイモの販売がスタート。大分市内の店舗では記念式典が行われ、地元の園児60人が口いっぱいに頬張りました。 （園児）「おいしかったし温かかった」「ホクホクだった」 ローソンは今年、甘太くんの甘さを活かした新商品2つを販売します。 また今シーズン、「甘太くん」は去年よりおよそ300トン多い3600トンが県内や関西、福岡方面に出荷される見込みです。