『Kerbal Space Program 2』開発元の行く末にやはり暗雲が…親会社CEOは閉鎖否定も社員のレイオフが開始へ
『Kerbal Space Program 2』を開発したIntercept Gamesの閉鎖報道について、それを補強するような情報が浮上しており、親会社のテイクツー・インタラクティブCEOの発言に疑念が持たれています。 【画像全3枚】 やはり閉鎖報道は事実? 5月のはじめにお伝えした海外報道では、テイクツー・インタラクティブの大規模レイオフの影響で『Kerbal Space Program 2』を開発したIntercept Gamesと、『オリオリワールド』や『ローラードローム』を開発したRoll7の2スタジオが閉鎖されるという内容が伝えられていました。 テイクツーは1万1000人の従業員のうち5%にあたる約550人をレイオフすることを明かしており、複数の開発中プロジェクトも中止になるとも述べていました。しかその一方で、その内訳は公開されていません。 これに対し、テイクツーCEOのストラウス・ゼルニック氏は報道を否定。どのスタジオも閉鎖されていないとして説明しました。一方で、米国の労働者調整再教育通知法にかかわる開示情報や内部情報の報道などに閉鎖と明記されていたことから、この言葉に疑いを向ける声もありました。 そして、その報道をさらに補強するような情報が浮上しました。同作のシニアデザインマネージャーであったクイン・ダフィー氏のLinkedInにて、Intercept Gamesのチームが6月28日にレイオフされるということが明かされたのです。 記事執筆時点では、Intercept Gamesの今後について正式な声明は発表されていませんが、スタジオ内部からの情報であるため、信憑性は高そうです。『Kerbal Space Program 2』は早期アクセスで配信していることから、今後を不安視したユーザーによってSteamの低評価レビューが投じられ、「圧倒的に不評」となっています。
Game*Spark みお
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