まもなく解散 BiSH アユニ・D 最初は「あ…あ…しか、しゃべれなくて」 加入後に心の変化
日テレNEWS NNN
6月29日をもって解散する6人組グループのBiSH。2020年、グループ史上最長最大規模の全国ツアーを終えたメンバーたちのインタビュー映像を初公開します。 【画像】解散まであと半年 本音を語るBiSH 6人目の最後は、自ら根暗な性格だと公言しているアユニ・Dさん。BiSH加入前と後の心の変化などを明かしていました。
■「性格がすごく根暗」
――BiSHの魅力は? ジャンルにとらわれていないところが一番大きいところだと思っていて楽曲に関してもそうですけど、例えば、衣装とか振り付けとかお客さんの層とかも。あとロックフェスやアイドルフェスにも出させていただいたり、いろんな枠を超えて表現できるのがBiSHのいいところ。楽曲面に関しては、特に無造作に6人だったら何をやってもBiSHになるのがすごくいいところだなと思いますね。私たちは“楽器を持たないパンクバンド”でやらせてもらっているんですけど、それを決めるのはBiSHの楽曲を聴いて受け取った側、お客さんとか世の中の一人ひとりが自由に決めてもらえたらいいなと思っています。 ――アユニさんの得意ジャンルはアイドル? ロック? 私の中でのアイドルのイメージはキラキラした笑顔で、クラスの中で一番かわいい女の子ってイメージがあるので、勝手な偏見なんですけど。そういうものとは自分はすごくかけ離れている存在だと思っているので、“かわいい”とかを表現するのは苦手ですね。やりたい放題ライブをやっているのが一番好きです。 ――アユニさんがBiSHで貢献できている部分は? BiSHの中で私はすみっこにいる人なので、性格がすごく根暗なので。でも、そういうものを歌詞で表すと、自分が生きていて感じたことなどを歌詞に書いて世の中に発信すると、聴いてくれた方々が人生って楽しいことばかりじゃないから、そういう部分を共感して救われたとかよく言ってくださる方々がいて、それはすごくうれしいなって思います。 ――性格が根暗なアユニさんがステージでは堂々とパフォーマンスできるのはなぜ? やりたいと感じた衝動的なものとかを表現できるのがライブしかないから。お客さんとかも普段の生活のストレスとか鬱憤(うっぷん)とかをライブとか好きな音楽を聴いて晴らせたらいいなっていう感覚と一緒というか、コミュ障特有の承認欲求があるので、それをステージで出しちゃっているんでしょうね。