「1日7、8時間ぐらい爆音で…」 耳の痛みや頭痛などの“イヤホン難聴”に 二度と回復しない? WHOは「11億人がリスクに」と警告
「おすすめしているのは、首の後ろにある天柱のマッサージ。自律神経や血流に関係しているところで、10~15秒ぐらい押したり揉んだりすると、少し乱れが緩和することもある。患者さんの場合は必ず触れるが、そのあたりが張ってしまっている」 さらに、顎関節症の影響も指摘。「下顎がカクカクすると、食事をしたり話したりする時に、その真上にある耳に振動が突き上げられる。顎関節まわりの筋肉が張っていたり、動かす時にクリック音がするような方は、口腔外科などへご相談を」と勧めた。 この先について、坂田氏は「このままいくと2050年には25億人が難聴で苦しむとWHOは言っている」としつつ、「絶望的なことだけではない。聴覚などがちょっと悪くなっても、人間には代償機能が必ずある。視覚や振動覚で代償していけば、脳には負担を与えない」と述べた。(『ABEMA Prime』より)