原菜乃華、コメディーシーンも全力「毎朝、鏡の前で変顔の準備運動」 監督の笑いがひとつの目標に
俳優の宮世琉弥と原菜乃華がW主演を務める映画『恋わずらいのエリー』が、きょう15日に公開された。ORICON NEWSでは、エリーこと市村恵莉子を演じる原にインタビューを実施。コメディーシーンを全うするにあたって「毎朝、鏡の前で変顔の準備運動」をしていたことを明かした。 【全身ショット】オールホワイト“王子様スタイル”で登場した宮世琉弥 今作は、藤もも氏による同名漫画を実写映画化。オミくんこと近江章(宮世)は、表の顔は学校イチのさわやか王子だが、実は口の悪いウラオモテ男子。“オミくん”を眺め、“恋わずらいのエリー”の名前でSNS上に妄想をつぶやくエリーが、現実の恋に奮闘する胸キュンラブストーリーとなっている。宮世、原のほか、西村拓哉、白宮みずほ、藤本洸大、綱啓永、小関裕太らが出演する。 ■新たな胸キュン・ジャージキスは難技「ミリ単位で調整」 “オミくん”宮世琉弥は「原作そのまんま」 壁ドン、あごクイ、肩ズンなど、これまでも数々の学園ラブストーリーにおいて“胸キュンシチュエーション”が話題になったが、今作では原作コミックでも話題になった“ジャージキス”が誕生する。 原は「オミくんが、エリーに自分のジャージを被せて、ジャージ越しにキスをするっていうシーン」と説明し、「原作漫画でも読んでいて、新しいのが出てきた!と思ったので、注目してもらえたらなと思います」とアピール。「(ジャージは)布なので形状も固定できないので、ミリ単位で顔の角度を調整して何回もやりました」と撮影時のこだわりを語った。 “ジャージキス”以外にも「たくさんキュンキュンするシーンがある」という今作。オミくんを演じる宮世については「本当にオミくんそのものだなと思います。原作のオミくんの照れた顔が胸キュンポイントだなと思うのですが、本当に原作そのまんま」と魅力を伝え、「現場でもすごく盛り上げてくださって、なんか毎日現場に行くのがすごく楽しかったです」と感謝の言葉を述べた。 そして「大いにキュンキュンしていただいて、エリーの猪突猛進感に笑っていただいて、素直に想いをまっすぐ伝えることの尊さも感じられるような作品なので、ぜひ見に行ってほしいなと思います」と呼びかけた。 ■コメディーシーン熱演で“前向きな気持ち”に「楽しい挑戦状を叩きつけられている気分」 原が「コメディー要素も満載」だと話すように、エリーは、オミくんとの妄想にふけり思わずキス顔になってしまう場面、妄想の世界でオミくんと見つめ合い、ニヤニヤ顔が止まらない場面も。原が、キュートかつ全力の表情で演じる姿も見どころとなっている。 さまざまな表情を演じるため、原は「撮影中はとにかく変顔をたくさんしていました。毎朝、鏡の前で変顔の準備運動をして、表情筋を動かしていました」と紹介しながら、顔の準備運動を再現。「撮影が冬場だったので、せりふも口が回らないし、表情もどんどんこわばってしまうので、常にどんな顔でもできるように舌を回したり、口回りを動かしたり、緩めたりしていました」と明かした。 「コメディーがすごく好き」だという原は「モニター前にいる監督を笑わそうっていうのが、撮影全体を通してのひとつの目標でした。たくさん変顔もするし、コメディーシーンもたくさんあるので、同じ表情や動きになってきちゃう傾向がどうしてもあったので、明日は今日より監督を笑わせちゃうぞ!みたいな意気込みで毎回撮影に臨んでいました」と回想。「毎回楽しい挑戦状を叩きつけられているような気分で、すごく充実していましたし、そういう前向きな気持ちは、どこの現場に行っても持っていたいなと思いました」と力を込めた。 ■作品情報 『恋わずらいのエリー』 公開:3月15日(金)公開 原作:藤もも『恋わずらいのエリー』(講談社「デザートKC」刊) 出演:宮世琉弥、原菜乃華(W主演) 西村拓哉、白宮みずほ、藤本洸大・綱啓永 小関裕太 監督:三木康一郎 脚本:おかざきさとこ 音楽:林イグネル小百合 主題歌:NiziU「SWEET NONFICTION」(ソニー・ミュージックレーベルズ) 配給:松竹株式会社 (C)2024「恋わずらいのエリー」製作委員会 (C)藤もも/講談社