【南海トラフ】北海道への影響は…お盆休みや夏休み"対象地域"への旅行予定どうする?専門家は"千島海溝沿い巨大地震"にも備え呼びかけ
UHB 北海道文化放送
8月8日、初めて発表された「南海トラフ地震臨時情報」。 暮らしへの影響、そして別の巨大地震が予想されている北海道ではどう備えたらいいのでしょうか。
「南海トラフ地震臨時情報」始めて発表
8月8日午後4時43分ごろ、九州・四国地方などを襲ったマグニチュード7.1の地震。 最大震度6弱を観測したのが宮崎県日南市。 駐車場では一斉に車が揺れる様子が確認され、震源は宮崎県の日向灘でした。 この一帯で起こる地震懸念されているのが、約32万人の死者が想定されている南海トラフ巨大地震です。 南海トラフ地震との関連について評価を行った結果… 「南海トラフ臨時情報巨大地震注意報を発表しております」(気象庁の担当者) 気象庁が8日初めて発表したのが、「南海トラフ地震臨時情報」。 想定震源域で大規模地震が発生する可能性が平常時に比べて相対的に高いとし、「巨大地震警戒」に次ぐ「巨大地震注意」が出されました。
北海道における地震への備え
夏休みやお盆で注意が呼びかけられているエリアに行く場合、気を付けるべきこととは。 「今回の『南海トラフ地震臨時情報』は「注意」なので、普段通りの生活をしていただいて、もちろんレジャーをしてもかまわない。ただ万が一津波が来た時にすぐ逃げられるような準備、具体的には『旅行先での避難場所』。今想定されている『千島海溝の地震』では『南海トラフ』と同規模の大きい地震が起こると想定されている。北海道でも地震に対する備え、特に津波に対する備えが必要」(北大地震火山研究観測センター 高橋 浩晃 教授)
UHB 北海道文化放送
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