組み合わせ抽選 盛岡大付VS石岡一 初戦は25日第2試合 /岩手
<第91回センバツ> 23日に兵庫県西宮市の阪神甲子園球場で開幕する第91回選抜高校野球大会(毎日新聞社、日本高校野球連盟主催)の組み合わせ抽選会が15日、大阪市北区の毎日新聞大阪本社オーバルホールであった。2年ぶり5回目の出場となる盛岡大付の初戦の相手は21世紀枠で出場する石岡一(茨城)に決まった。初戦は大会第3日の25日第2試合で午前11時半から行われる。 盛岡大付は今月上旬に沖縄へ遠征した後、鹿児島で今年初の練習試合を重ね実戦感覚を磨いた。関口清治監督(41)は「冬場の練習の成果が出ている」と話す。選手らは引き続き強豪校などとの練習試合で調整し、23日の開会式に臨む。【日向米華】 ◇石岡一 本格右腕で守る 茨城県石岡市にある県立校。1910年に開校し、野球部は4年後に創部した。春夏通じて初の甲子園出場。昨秋の県大会は明秀日立、土浦日大といった強豪校を破り4強入りした。本格派右腕の岩本大地投手を中心とした守りのチーム。岩本投手は最速147キロの直球と多彩な変化球が持ち味。打線は俊足好打で打率4割超の武田翼選手が軸となる。普通科のほか、園芸科と造園科があり、部員の約4割が農業系学科に在籍している。