劇団四季ミュージカル「キャッツ」、11月から広島でロングラン公演 俳優たちが製作発表、11万人以上の来場見込む
劇団四季は、ミュージカル「キャッツ」を11月11日から広島市中区の上野学園ホールで上演する。19日、中区のホテルで製作発表会があった。同作の広島公演は2003年、12年に続き、12年ぶり3度目。25年2月23日までのロングランで計98回上演し、中四国地方から11万人以上の来場を目指す。 【動画】劇団四季の制作発表会 劇団四季、広島県、広島市、広島商工会議所、広島経済同友会、中国放送、中国新聞社が主催する。発表会で湯崎英彦知事は「熱気あふれる舞台で多くの感動が生まれ、広島が一層元気になることを願う」とあいさつ。俳優2人が劇中歌「メモリー」を披露した。 都会の片隅で年に1度開かれる舞踏会に集まる個性あふれる24匹の猫たちの生きざまを描く。夜を徹して歌い踊り、命の豊かさを見つめ、前を向く勇気を与える物語だ。 1981年にロンドンで初演。四季は83年から国内で上演し、昨年11月に40周年を迎えた。四季の吉田智誉樹(ちよき)社長は「進化し続ける『キャッツ』を通じて、生きる喜び、明日への希望を感じてほしい」と力を込めた。チケットは8月から発売される。(渡辺敬子)
中国新聞社