サウスゲイトとは違う“攻撃的イングランド代表”が見られる? 暫定指揮官カースリーに早くも『カースリー・ボール』と期待の声
U-21イングランド代表では攻撃的なサッカーを見せていたと評判に
イングランド代表ではEURO2024終了後に指揮官ガレス・サウスゲイトが退任し、ひとまず暫定監督としてU-21イングランド代表を指揮してきたリー・カースリーがA代表を指揮することになった。 暫定的な指揮となるようだが、英『BBC』はイングランド国内での期待がまずまず大きいと取り上げている。というのも、U-21イングランド代表で見せていたフットボールがかなり攻撃的なものだったからだ。 サウスゲイト体制でのイングランド代表も国際大会で結果を出しており、EURO2024も準優勝だった。しかし豪華な攻撃陣を活かせていないと指摘されることが多く、タレント力の割には消極的で面白くないサッカーとの印象を抱いていた人もいただろう。 その点カースリーに関しては、SNS上で『カースリー・ボール』なんて声が出ているようで、期待は大きい。昨年にはU-21欧州選手権を制しており、そこでもカースリーが見せる起用法は印象的だった。 例えば右利きの攻撃的サイドバックであるマックス・アーロンズを左サイドで起用し、右サイドバックには中盤をこなすジェイムズ・ガーナーをチョイス。GKのジェイムズ・トラフォード、センターバックのリーヴァイ・コルウィルを中心に後方から組み立てるサッカーを展開していて、ボランチコンビもアンヘル・ゴメスとカーティス・ジョーンズの組み合わせで攻撃的だった。 同メディアはフィル・フォーデンやハリー・ケイン、ジュード・ベリンガム、コール・パルマーらA代表の豪華攻撃陣の能力を引き出せるのではと期待しており、カースリーが攻撃的なマインドでA代表を指揮する場合は面白いフットボールが見られるかもしれない。
構成/ザ・ワールド編集部