今年の有力候補は? プロ野球、リーグ別ベストナイン予想(3)指名打者(DH)編
レギュラーシーズンが幕を閉じた2024年のプロ野球。今季も各ポジジョンで選手が躍動し、バットを振り、そして腕を振ってきた。この時期になると、ベストナインに選ばれるのは誰なのかも気になるところだろう。今回は、2024年シーズンのリーグ別ベストナイン予想を発表する。
指名打者(DH)編
・フランミル・レイエス 指名打者からは、今季から北海道日本ハムファイターズに加入したフランミル・レイエスが選ばれると予想した。 開幕戦で来日初本塁打を放つスタートを切ったが、以降は不振に陥り、5月中旬にファーム降格。それでも、6月中旬に再昇格を果たすと、8月からは打棒が炸裂した。 8月2日のソフトバンク戦でヒットを放つと、この試合から球団新記録となる25試合連続安打を記録。同月は打率.403と打ちまくり、月間MVPを受賞した。 9月に入っても勢いは止まらず、同20日の楽天戦では2本の3ランホームランを放って6打点を記録した。最終成績は103試合の出場で、打率.290、25本塁打、65打点。規定打席には届かなかったが、後半戦の勢いは凄まじかった。 対抗馬には、昨年、指名打者としてベストナインに輝いたグレゴリー・ポランコ(ロッテ)の名前が挙がる。 今季も昨季同様、左翼か指名打者での起用となった。持ち前のパワーを発揮し、118試合の出場で打率.243、23本塁打、60打点をマーク。確実性には欠けるものの、チームの得点源として欠かせない存在だ。 今季も規定打席に乗せてきたポランコ。だが、全体的な打撃成績を考慮すると、レイエスに分がありそうだ。
ベースボールチャンネル編集部