全国的なコメ不足のなか…8月の売上は例年の2倍に 愛媛の新米事情は
南海放送
新米の季節、全国的にコメ不足が問題となっている中、愛媛の新米事情は?新米を美味しく炊くコツも聞きました。 宇和島市三間町の「道の駅みま」です。 水口気象予報士: 「さっそく新米がずらーっと並んでますね」 県内有数の米どころ三間町でとれた「みま米」の新米です。例年だと、空いたスペースがないくらい新米が並ぶということですが… 道の駅みま 岩本順子支配人: 「並べると途端にお客様がお買い求めいただくので、今ちょっと少ない感じになってます」 道の駅みまでは先月9日に新米の販売がスタート。資材の高騰などから去年、米の価格を5%値上げしましたが今年は価格は据え置いて販売しています。 今年は全国的なコメ不足の影響などで、8月の売上は例年の2倍。県内外からの注文も1.5倍に増えているといいます。 大阪から: 「30キロ。安い。娘も米ないゆうから今週大阪に帰るから調達して帰ろうと」 砥部から: 「30キロをいつも3つ。確かにお店に行くと並んでなくて空っぽになってましたから」 四国中央から: 「心配してきたんです。なくなってるかと思って。みま米ゆうたら有名ですからね。食べたら違います」 岩本さんによると、みま米は猛暑で米の粒が白く濁る影響があったものの収量はほぼ例年並み。 気になるのは、コメ不足による“買い占め”です。 岩本さん: 「どうしても精米すると酸化が始まります。ですので、大体ひと月で食べきれる量をお手元においていただいて召し上がっていただくのがベスト。今も稲刈りも進んでますし農家さんたちが一生懸命作ってくださっているので、おいしく召し上がっていただけるタイミングでお買い求めいただけたらと思います」
その新米を美味しく炊くコツを聞きました。 岩本さん: 「新米は水分量が多いので、水は少なめでもいいと思うんですけど、あとはお好みなので」 火をつけて25分。 水口気象予報士: 「うわ~!おいしそ!香りもいい!」 「甘い!お米の香りもいいですね」
「道の駅みま」では現在、コシヒカリとあきたこまちが出荷されていて、今後は愛媛のブランド米「ひめの凜」などの新米も店頭に並んでいくということです。