愛娘に口紅で顔を真っ赤に塗られる元レスラーも ハリウッドの「イクメン」パパ紹介
6月16日は父の日。アメリカも日本と同じように、毎年6月の第3日曜日は父の日をお祝いします。家族のために頑張るパパを労う父の日を記念し、ハリウッドの「イクメン」パパたちを紹介します。 ■ドウェイン・ジョンソン ザ・ロックこと元プロレスラーのドウェイン・ジョンソンは、娘ファーストのとても優しいパパとして知られています。 現妻との間に8歳と6歳の娘がいるジョンソンは、幼い子どもたちとの日常を度々SNSでシェアしており、ある時は口紅で顔を真っ赤に塗られ、またある時はハーレイ・クインのかつらを被らされてメイクを施される微笑ましい姿を公開しています。 ■ライアン・レイノルズ 2012年に結婚したブレイク・ライブリーとの間に9歳を筆頭に4人の子どもがいるライアン・レイノルズ。最初の2人の子どもたちとはレッドカーペットにも一緒に登場していますが、最近はプライバシー重視の子育てに方針を転換。昨年誕生した第4子に関しては、名前も性別も公表していません。 一方で、子育てについてはオープンに語ることが多く、今夏公開される映画「デッドプール&ウルヴァリン」でメガホンを取ったショーン・レヴィ監督から「挫折」を子どもたちに正直に話すことを教えられたと明かしています。成功ばかりのキャリアを見せるのではなく、人生には「負け」もあると教えることが重要だと話し、「失敗を受け入れることは、学業だけでなく、人生の他の分野でも子どもたちにとって重要なライフスキルを身に着けるのに役立つ」と語っています。 ■ヒュー・ジャックマン ウルヴァリン役で知られるヒュー・ジャックマンも子煩悩なパパとして知られています。1996年に13歳の年の差を乗り越えて結婚した妻とは2度の流産を経験し、子どもを授かることはできませんでしたが、2人の養子を迎えています。 子どもたちは現在、24歳と18歳に成長し、夫婦としても昨秋に離婚を発表したジャックマンですが、過去には英Hello誌がオンラインで実施した「ベストパパ」に選ばれたこともあります。「子育てはとても疲れるものだが、魔法のような出来事で、これまで演じてきたどんな役よりも挑戦しがいがある」と語っていたことも。 ■クリス・ヘムズワース 「アベンジャーズ」シリーズのマイティ・ソー役で知られるクリス・ヘムズワースは、2010年に結婚したエルサ・パタキーとの間に娘と双子の息子の3人の子どもがいます。 一家は家族との時間を優先するため仕事の拠点であるアメリカからオーストラリアに引っ越し、のびのびと子育てしています。ヘムズワースは「子どもたちと過ごすため、半年間は映画の撮影をしない」と公言し、幼い子どもたちのスーパーヒーローとして日々奮闘しています。 ■ブラッドリー・クーパー パートナーだったモデルのイリーナ・シェイクとの間に7歳の娘がいるブラッドリー・クーパーは、2019年に破局した後も共同で子育てをしています。 俳優業だけでなく、監督としても活躍するクーパーは多忙なスケジュールの合間に、娘レアちゃんと一緒に出かける姿が度々パパラッチされており、親子3人で外出することもあります。シェイクも、クーパーは乳母を雇うことなく子育てに協力的だと話しており、自身の監督作のレッドカーペットに娘を同伴したこともあります。最近のインタビューでは、「もしも父親になっていなかったら、生きていたかどうかわからない。子どもに救われた」と話し、父親となったことで生じた心境の変化について赤裸々に語って話題になりました。 ■アレックス・ボールドウィン 前妻との間の子どもを含めると8人の子を持つアレック・ボールドウィン。現妻との間には、10歳の長女を筆頭に昨年誕生したばかりの末っ子まで幼い7人の子どもがいます。主演映画の撮影中に起きた小道具の銃を誤射して撮影監督が死亡した事件を巡って過失致死罪で起訴され、公判を控えているボールドウィンですが、7人の子どもたちとの日常を追ったリアリティ番組が来年制作されることが発表されています。 【千歳香奈子】(ニッカンスポーツ・コム/芸能コラム「ハリウッド直送便」)