低血糖で意識が… 50代男性「助けてくれた若者にお礼を」運転見合わせの特急内で【佐賀県】
サガテレビ
「低血糖で意識が薄れる中、助けてくれた若者にお礼が言いたい」。一時運転を見合わせていた特急内で体調が悪くなった小城市の男性を助けたのは、周りの若い乗客3人でした。 「低血糖というような症状だろうと思いますが、摂取をさせていただいて、気分が良くなりました」 6月7日、人身事故のために博多駅で運転を見合わせていた、午後9時32分発佐世保行きの特急電車内での出来事。 帰宅中で小城市牛津町に住む50代の男性は、手術のために絶食していたことや、持病の糖尿病などが重なり低血糖で意識を失いそうになったといいます。 低血糖の状態が続くと命にも危険がおよぶ可能性もあるため速やかにブドウ糖やジュースの摂取が大切だといいます。 男性はためらいながらも隣に座っていた若い女性に「飴を持っていませんか」と助けを求めたところ、周囲の男性2人を含めてジュースやお菓子を買ってきてくれたということです。 男性は一時、手にも力が入らない程でしたが体調が回復。 その後、助けてくれた3人は20代から30代くらいの男女で、名前や連絡先を告げず代金を受け取らずに立ち去った人もいたため、改めてお礼を伝えたいと考えサガテレビに連絡をしてくれました。 【小城市牛津町 50代男性】 「私を助けていただきまして無事に家に着くことができました。非常に感謝しております。ありがとうございました」 お心当たりの方がいらっしゃいましたら、サガテレビへ情報をおよせください。
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