春の県大会連覇の加藤学園は韮山―浜松北の勝者と、浜松開誠館は常葉大菊川―静岡学園の勝者と初戦…高校野球静岡大会
夏の高校野球県大会の抽選会が22日、焼津市内であり、108チームの組み合わせが決まった。甲子園出場をかけた大会は30日、静岡市駿河区の草薙球場で開会式が行われ、7月6日に初戦を迎える。
春の県大会で連覇を果たした加藤学園は同14日、韮山と浜松北の勝者と初戦を迎える。小室太陽主将は「春の東海大会で学んだチームの課題に取り組んできた。挑戦者の気持ちで一戦一戦挑む」と気合を入れた。
強豪・常葉大菊川は同6日、静岡学園とぶつかる。勝者が同13日、夏の甲子園連続出場を狙う浜松開誠館に挑む。浜松開誠館の加藤蔵乃介主将は「常葉大菊川は、ノーシード校で一番当たりたくなかった。今は長打も出てチームの調子はいいので、今年も打ち勝つ野球で甲子園にいきたい」と意気込んだ。
選手宣誓のくじを引き当てた清水桜が丘の小笠原蒼悟主将は「一生に一度しかない機会。支えてきてくれた両親や周囲の人々への感謝の思いを伝えたい」と心を躍らせていた。